うかんむり先生インタビュー


現在発売中のコミックリュウ2月号の読者ページで、
コミックリュウWEBで『羊竜飼いのケモノ事情』を好評連載中のうかんむり先生にインタビューをしています!
スペースの都合上誌面に載せきれなかった質問&回答があるのでこちらでも紹介します♪
ケモノキャラへの愛や第2話の見どころも語っていただきました!
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――うかんむり先生が羊竜のシーラのようなケモノキャラに惹かれたきっかけを教えてください!
ケモノキャラに興味を持ったきっかけは、今思い返せばということなのですが、
PSのゲームにあった「テイルコンチェルト」だったと思います。
ネコヒト・イヌヒトといった獣人が主役のアクションゲームで、
そのキャラクターが敵味方とも良い味を出していて、とても魅力的に見えた記憶があります。
それ以前の『らんま1/2』のシャンプーやポケ●ンなども何らかの原因の一角になっていたのでは…と最近は思っています。

ケモノキャラを描き始めたきっかけは、オリジナルキャラを考える際に
「人間のキャラクターは色々いるし、これからも増えるともうすぐ飽和状態なのでは…」
という考えがふと頭をよぎったことだったと思います。
それだったらいっそ見た目も人からかけ離れたキャラを描いてみよう!と思って描いてみたところ、
これが色々盛り込めるし好みだしで楽しかったことが始まりでした。
キャラの自由度が格段に高いのもケモノ、というより人外キャラの魅力だと思います。

――ケモノかつ可愛い女の子、というキャラクターを描く際に気をつけているところはありますか?
元になった動物のパーツを忠実にとりこむと妙に生々しくなってしまうことがあるので、省略することがあります。
また、なるべく人間とは違った体系を意識し、もとになった生き物がいる場合は
その特徴がなるべく分かるようにデフォルメして取り込むことが多いと思います。
狐だったらふさふさ尻尾ととがった耳、ネズミだったら小さな手足でちょろちょろ動く様子など、
自分の思うその動物の可愛らしさが伝わったら嬉しいなと思っています。

――また、こういったケモノキャラを描く際に参考にしているものがあれば教えてください。
他の方のイラストもそうですが、ポ●モン、過去に見たキャラクターや図鑑など、
普通の人間キャラクターを描く際に見たくなる資料と大差ないかと思います。

――反対にシーラの相棒・アムについて、彼を作る際に苦労したことがあれば教えてください。
アム君に関してはシーラの抜けてるところを補える「優しく世話好きで恨みを買いにくいタイプ」
と考えてすんなりまとまったのが現状です。
逆にいうとすんなり決まってしまった分、彼がこれからどう動いてくれるのかが自分としても楽しみです。

――シーラとアムのふたりの旅が描かれていますが、うかんむり先生の旅についてのエピソードはありますか?
旅と言っても旅行くらいしかないのですが、北海道にスキーに行った時、
ジャンプに失敗して膝の筋を断裂したにも関わらず、足を引きずったまま温泉に入ってから帰りの飛行機に乗り、
東京の自宅に帰って就寝、翌日医者に「最悪です!」と言われ数か月松葉杖生活になったことくらいです。
気圧差のせいか膝にたまった血液が膨らんだのか機内でとても膝が痛くなりました。

――第2話の見どころと、読者のみなさまへメッセージをお願いします!
お風呂シーンです!羊竜ならではの特技を楽しんでいただけると嬉しいです。
至らない点も多くございますが、頑張って描いておりますのでお付き合いのほどをよろしくお願いいたします。

羊竜シーラと飼い主の少年アム、ふたりの旅を描いた『羊竜飼いのケモノ事情』第2話まで公開中!
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http://www.comic-ryu.jp/_youryukai/index.html