[ comic RYU web ] > エマノン・シリーズ

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おもいでエマノン/さすらいエマノン

地球上に生命が発生してから現在まで、進化の過程のなかで、30億年の記憶をすべて引き継ぎ持っている少女エマノン。次の世代を産むまでの間、彼女は「地球の記憶」とともに生きることになる。1979年「SFアドベンチャー」誌で発表された、梶尾真治の短篇『おもいでエマノン』は、壮大なスケールと一人の魅力的な少女という組み合わせの魅力が支持され、日本SFの代表的なヒロインとして知られてきた。そんなエマノン・シリーズを、繊細な筆致と圧倒的な遅筆(!?)で知られる鶴田謙二がまんが化したのが本作。2000年の「SF Japan」0号でイラストを担当して以来、エマノンと鶴田キャラは混ざり合い、今では一体化しているといっても過言ではない。
リュウコミックス『おもいでエマノン』は最初の短篇をじっくりと描ききった一冊。
『さすらいエマノン』は、原作シリーズの同タイトルのまんが化ではなく、中篇『かりそめエマノン』のエピソードを骨格に、まんがオリジナルの要素を加えた続編。フルカラーで描かれた第一部は、コミックスに先んじて中綴じムック『EMANON』として刊行された。

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梶尾真治

<かじお・しんじ>
big_kajio.jpgbig_kajio.jpg1947年生まれ。少年時代から小説を書き始め、1971年『美亜へ贈る真珠』でデビュー。社会人となり、しばらくは作品は途絶えていたが7年後『フランケンシュタインの方程式』を発表。以降は幅広いテイストの短篇SFでファンを獲得。長篇にも名作は多く、『サラマンダー殲滅』で日本SF大賞受賞、『黄泉がえり』は映画化されヒットした。社長業兼務で作家活動を続けていたが、2004年に「専業作家宣言」を行い、それまで以上に精力的に作品を発表し続けている。
本年5月に、9年ぶりのエマノンシリーズ最新作『ゆきずりエマノン』を小社より刊行。

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鶴田謙二

<つるた・けんじ>
big_tsuruta.jpgbig_tsuruta.jpg1961年生まれ。1984年、星野之宣をした特集「月刊ぱふ」にて、パロディまんが『豊饒の月』が掲載。その後、1986年に「週刊コミックモーニング」誌に『広くてすてきな宇宙じゃないか』で正式デビュー。寡作で知られているが、『Spirit of Wonder』のキャラ・チャイナさんはファンも多く、アニメ化もされた。一時はガイナックスに机をもち、いくつかの企画に協力。近年はイラストレーターとしての仕事も多く、画集も複数刊行。『キャプテン・フューチャー』の新装版では全巻イラストを手がけている。

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さすらいエマノン

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雑誌掲載時のカラー原稿を完全収録。そして、全編大幅加筆修正し再構成した2部編成で贈る新しいエマノンの旅路がここに記される。

梶尾真治/鶴田謙二
2012/4/3発売
ISBNコード: 978-4-19-950292-7
判型/仕様:A5判
定価:1260円(税込)

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おもいでエマノン

emanon_01.jpgemanon_01.jpg鶴田謙二/ 画
梶尾真治/ 作
2008/05/20発売
ISBNコード: 978- 4-19-950077-0
判型/仕様:A5判
定価:840円(税込)

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