秋津マサキと氷室美久の巻き込まれた史上最強のロボット・ゼオライマーをめぐる壮絶なる戦い。それは狂気の天才科学者・若槻魔沙樹の死によって終わりを告げたかに見えた。しかし彼の死は鉄神帝国ネマトーダ基地の自爆を意味し、その爆発は地球を消滅させるに足る規模だった。ゼオライマーの超次元システムを反転させ爆発エネルギーを吸収し、地球消滅の危機を救ったマサキと美久。だが二人はゼオライマーと共にこの地より消滅した……
それから25年後……すべての記憶をもったまま転生を果したマサキは築嶋真沙希と名を変え、前世の記憶のない「渡瀬」美久を密かに見守っていた。しかし運命は二人を再び戦いの場へと引き込む。復活した鉄神帝国の魔手が、ゼオライマーとその操縦者であるマサキとミクに迫る。
ちみもりを
<ちみもりを>
1960年生まれ。秋田県出身。「レモンピープル」(あまとりあ社)1983年1月号にて『明日なき世界・♂なき人類』でデビュー。「漫画ブリッコ」(白夜書房)や「プチアップルパイ」(徳間書店)などでも作品を発表後、「レモンピープル」1983年10月号より『冥王計画ゼオライマー』で初の連載を開始。
1985年「少年キャプテン」(徳間書店)創刊号よりペンネームを高屋良樹に変え『強殖装甲ガイバー』を連載。同作品は現在でも「少年エース」(角川書店)にて連載中。
ワタリユウ
<わたりゆう>
1973年生まれ。埼玉県出身。和田龍の名で「少年エース」(角川書店)1998年4月号にて『やさしい悪魔』でデビュー。
その後、「マガジンZ」(講談社)2002年1月号より「超腕導ガイアーム」で初連載。
2007年「コミックガム」3月号にて『呪禁師は人形を抱いてわらう』で再デビュー。
同時にペンネームをワタリユウに改名し、現在に至る。
◆特典のペーパーの有無は最寄の店舗にてご確認ください。
ガイアーム 〈第1巻〉〈第2巻〉
『冥王計画ゼオライマーΩ』で作画を担当するワタリユウの初連載作品。滅びし神の右腕をその身に宿す事になった少年・導(タウ)。その力は天地創造をも成すという。骸武(がいぶ)と呼ばれるその力を求めて導を襲撃する怪物たち。そしてその背後に潜む謎の男たち。導を待つのは滅びか再生か!? 各巻には製作裏話を含む初期設定集を、そして第2巻には連載開始前に描かれた幻の読み切り版も掲載。
ワタリユウ/著
2012年3月2日発売
<第1巻>ISBN 978-4-19-950293-4 <第2巻>ISBN 978-4-19-950294-1
定価:680円(税込)
判型:B6判